安芸の島の実とは
瀬戸内の山と海と太陽の恵み。
安芸の島の実は、安芸の国、広島の新名物。
自然本来の風味を豊かに感じられるオリーブブランドです。
国産オリーブの
新たな産地、広島
オリーブの産地として知られる瀬戸内。
なかでも、広島県の主に島しょ部および沿岸地域で栽培されているのが、安芸の島の実です。
実やオイルの味わいはさることながら、それを生み出す恵まれた環境、
地域活性化への取り組みにも近年、注目が集まっています。
本場、地中海の気候に似た環境
安芸の島の実の生産地は、雨が少ない、台風被害が少ない、日照時間が長いなど、
地中海の気候に近く、オリーブの栽培に適しています。
オリーブ栽培の 理想条件 |
瀬戸内・広島県の 平均気象条件 |
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日照量(年) | 2,000時間以上 | 2,080時間以上 |
降水量(年) | 1,000mm程度 | 1,000〜1,600mm |
平均気温(年) | 14〜16℃ | 15℃ |
地域活性化を目的にプロジェクト始動
安芸の島の実は、市民、行政、企業が一体となり、耕作放棄地対策、
島しょ部、沿岸地域の活性化を目的に栽培を始めました。
行政や地域の方々とともに
安芸の島の実は、里山再生や耕作放棄地対策を目的とする活動から誕生しました。
行政や農家、地域住民の積極的な取り組みによりオリーブ園は年々拡大し、
植栽本数や収穫量も毎年計画的に増加しています。
植栽12品種、苗木含む18品種
イタリア品種や国内4大品種を中心に20種類以上の品種を栽培しています。
オリーブの木には数百もの品種があり、育て方や収穫のタイミング、
搾油方法などによりオイルにしたときの味や香りが異なります。
安芸の島の実に使用している主な品種
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- フラントイオ
- 原産地:イタリア
- 生産性が安定的で適応性も高い品種。自家受粉しやすい。オイルは非常にフルーティーかつ長期間おいしく保つことができる。
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- レッチーノ
- 原産地:イタリア
- 多様な環境での適応性が良く、生産性が高い品種。オイルは辛さや苦さが控えめで、フラントイオとのブレンドによく使われる。
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- マウリーノ
- 原産地:イタリア
- 花粉が多く、受粉木としての役割が大きい品種。果実の成熟は早い。オイルはくせが少ないのが特徴。
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- ペンドリーノ
- 原産地:イタリア
- 土壌適応性、発根率が高く、結実開始も早い。多くの品種と受粉相性がある。生産性も高い。オイルはバランスのとれた軽い辛味・苦味がある。
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- ルッカ
- 原産地:不明
- 樹勢が旺盛で美しい樹冠を形成し、たわわにつく実が特徴。搾油率も高く、その味わいはまろやかでフルーティな香り。
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- ミッション
- 原産地:アメリカ(スペイン系品種)
- 固い果肉で、漬物用・搾油用に適した主要品種。オイルは緑色が強く、フルーティさと苦味を兼ね備える。
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- ネバディロブランコ
- 原産地:スペイン
- 何百種類ともいわれるオリーブの品種の中で最もポピュラーで搾油に適している。そのオイルは辛味と苦味のバランスが良い。
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- マンザニロ
- 原産地:スペイン
- 世界中で多く栽培されている品種。搾油に適してはいるが、国内では漬物としても使用されている。
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他に、アルベキナ、レッチョデルコルノ、コラティナなどのイタリア品種も育てています。